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日常のちょっとしたこと 仔猫の成長日記 好きなアニメ・マンガの閑話休題

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プロフィール
HN:
神尾 志
性別:
非公開
趣味:
最近は仔猫の成長を見ること
自己紹介:
九州在住。
夏は暖かく、冬は涼しい。
夏は不明だが、冬場は県内で2番目に寒い地域。
氷点下なんて当たり前!

イベントには,今のところコミケのみ参加しています。
サークル名は『ЧТО ЭТО』ですが、イベントには『TRAUM』、もしかしたら思い出したかのように『北の都』で参加したりもしています。
ジャンルはビックリマン(ピーター×アリババ)はほぼオンリーのみ。
それ以外はマクロス(ミハアル)です、たぶん…



コミックス

ハーメルンのバイオリン弾き ~シエルクンチク~ 8(完)
ユーベルブラッド 11
ブロッケンブラッド 8
マクロスプラス 1・2(完)
百姓貴族 2
戦う!セバスチャン♯ 2
少年セバスチャンの執事修行 2
ちびさんデイト 2
銀の匙 3
タブロウ・ゲート 10
コーセルテルの竜術士 ~子竜物語~ 4

映画

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン
ロボジー
逆転裁判
バトルシップ

CD
FULLMETAL LCHEMIST THE BEST
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キリ番100のお話でした。
あるお話のプロローグ的なお話です。
この後の二つのお話が続きます。
うちひとつは、同人誌出しました。
もうひとつは・・・いつだろうな・・・
ちょっとは書いてはいるんです(^_^;)

めでたいのに、暗い話だ・・・



ふっと気がつくと、そこは何もない闇の世界・・・
ただ一人、ポツンとそこに浮かんでいるような感じがした。
いつも『何か』ある度にここに来るような気がする。
魔穴に飲み込まれた時・・・
聖弾流を浴びた時・・・
それから・・・
「いつもここだな。もっとも、目が覚めるとここの事はまったく憶えていないが・・・」
いつの頃からだろう?
自分が自分でない感じがしてきたのは・・・
仲間達とはもう違う別の道を進んでしまっている。
彼らはルーツとなり転生を繰り返している。
そして過去の記憶、いや前世は記録のようなもので、今存在する彼らとは殆ど関係ない。
現在を、この瞬間に彼らは存在している。
「俺は俺だ! とはもう云えないなあ・・・だんだん天使じゃなくなってきている感じがする・・・俺は何者なんだろう? アリババ。本当に俺はアリババなのかなぁ・・・」
自分と云う存在に疑問をもっていた。
何か起こる時は、必ず第三者が関わってくる。
自分が次界若神子として誕生したときからだろうけども・・・
「何かすっきりしない・・・それはいつもというわけではないんだか、誰かに見られているような気がする」
そう云うとアリババは辺りを見渡してみる。
しかし眼に前に広がっているのは、真黒な闇―――
時間が経てば、やがて自分はここから消える。
そして・・・
「今度はどこへ行くのかな? それとも・・・」
もう仲間達と一緒に旅はない・・・
なのになぜ、自分ひとりこんな事になってしまったのか?
「昔なら聖神様の与えて試練と思っていたけれど今は・・・」
聖神様・・・
聖神ナディア様・・・
そして、超聖神様・・・
「本当に?」
ふっとした疑問が頭に浮かぶ。
まだハッキリしたカタチのあるモノではないが、何か気になってきた。
『いずれわかりましょう。あなたの本当の存在を・・・』
「―――!?」
突然、優しい声がアリババの頭の中に響いてきた。
「なんだ!?」
辺りを見るが当然、誰もいない。
そしてもう声は聞こえてこない。
「本当の俺? 何の事だ?」
そう思って瞬間、アリババの意識が急に遠くなった。
と、同時に先程とはまったく違う正反対の不気味な声が闇に響いた・・・
『まだまだだ。もっと強い力を持たねば・・・フフフッ・・・』
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