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日常のちょっとしたこと 仔猫の成長日記 好きなアニメ・マンガの閑話休題

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プロフィール
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神尾 志
性別:
非公開
趣味:
最近は仔猫の成長を見ること
自己紹介:
九州在住。
夏は暖かく、冬は涼しい。
夏は不明だが、冬場は県内で2番目に寒い地域。
氷点下なんて当たり前!

イベントには,今のところコミケのみ参加しています。
サークル名は『ЧТО ЭТО』ですが、イベントには『TRAUM』、もしかしたら思い出したかのように『北の都』で参加したりもしています。
ジャンルはビックリマン(ピーター×アリババ)はほぼオンリーのみ。
それ以外はマクロス(ミハアル)です、たぶん…



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ハーメルンのバイオリン弾き ~シエルクンチク~ 8(完)
ユーベルブラッド 11
ブロッケンブラッド 8
マクロスプラス 1・2(完)
百姓貴族 2
戦う!セバスチャン♯ 2
少年セバスチャンの執事修行 2
ちびさんデイト 2
銀の匙 3
タブロウ・ゲート 10
コーセルテルの竜術士 ~子竜物語~ 4

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後編の予定でしたが、いろいろあってこの二人の事も少し書いておこうかと思いまして、中編になりました。
短いので後編にまとめとけば良いのかも知れませんが、前編の方も最後を少し書き換えてみたりもしたりしたので。

本当に、王道ですよね、古見さん?

Ein geheimer Garten 中編





「本当に、大丈夫なのかのぉ~」
 城の中。
 聖フェニックスをたった一人で森の中へと放り出した事について、スーパーゼウスはハラハラと心配していた。
 迷子になっているのか知れないとか、路に迷っているかも知れないとか、お腹すいているかも知れないとかetc…
 迷子と路に迷っているは同じだろうとシャーマンカーンは思いながら、スーパーゼウスの聖フェニックスへの意外な過保護ぶりに呆れるというよりは驚いていた。
 いつものいい加減な遊び人の影がすっかりとではないがなりを潜めている。
 普段もこれくらいとまではいかなくても、この十分の一でもあればわしももっと楽に出来るのにと静かに溜息が出てしまっていた。
「少しは荒療治も必要じゃ」
「そうかも知れないけど…なにも今じゃなくても…」
 まだウジウジとしているスーパーゼウスに対してシャーマンカーンは先程より長く息を吐いてしまう。
「…聖フェニックス本人にはお前さんと違ってやる気があるんじゃから心配はない!」
「おい・・・」
 予想外のシャーマンカーンの言葉にスーパーゼウスは思わツッコミをいれてしまう。
 と、その時。
 ピーポーピーポーと云う音が部屋、いや城全体に鳴り響いたのだ。
 音の発信源は、シャーマンカーンの頭の上。
 シャーマンカーンの魔鬼予知シグナルが悪魔の接近を告げているのだ。
 しかし、その音は直ぐに止んでしまった。
 それでも、魔鬼予知シグナルの音を聞いてスーパーゼウスの表情が一変する。
 それはシャーマンカーンも同じ。
「おい…」
 スーパーゼウスは恐る恐る声を掛ける。
 少しずつ悪魔の攻撃が酷くなってきてはいるものの、天聖界全体から見たらこの付近はスーパーゼウスの理力もあって、平和な地域であった。
 それがまるで聖フェニックスが城の外に出たのを待っていたかのように魔鬼予知シグナルが鳴り出したのだ。
 直ぐに治まったと云っても安心は出来ない。
「まさか…お主はこの城周辺にはしっかりと、悪魔が入ってこないように結界を張っておるのじゃろうな?」
「とぉーぜんでしょう!」
 シャーマンカーン問いに、スーパーゼウスは自信満々で答える。
「すると…」
 シャーマンカーンは何故魔鬼予知シグナルが突然鳴り出したのか、原因を探して考え始める。
「壊れたんじゃないのぉ?」
 真剣に考えているシャーマンカーン対して、スーパーゼウスはお気楽な結論を云ってきた。
「んなことあるか! お主じゃあるまいに、遥か源層紀の頃から一度も壊れた事などないわ!」
「あー! まるでわしが不良品のような云い方!! シャーマンカーンひど~い!!」
「煩い! 兎に角、城の周りを調べて見るのじゃ!」
 そう云うと、シャーマンカーンはズーパーゼウスを追い立てて、透視に滝へと向かうのだった。

続く

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