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日常のちょっとしたこと 仔猫の成長日記 好きなアニメ・マンガの閑話休題

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プロフィール
HN:
神尾 志
性別:
非公開
趣味:
最近は仔猫の成長を見ること
自己紹介:
九州在住。
夏は暖かく、冬は涼しい。
夏は不明だが、冬場は県内で2番目に寒い地域。
氷点下なんて当たり前!

イベントには,今のところコミケのみ参加しています。
サークル名は『ЧТО ЭТО』ですが、イベントには『TRAUM』、もしかしたら思い出したかのように『北の都』で参加したりもしています。
ジャンルはビックリマン(ピーター×アリババ)はほぼオンリーのみ。
それ以外はマクロス(ミハアル)です、たぶん…



コミックス

ハーメルンのバイオリン弾き ~シエルクンチク~ 8(完)
ユーベルブラッド 11
ブロッケンブラッド 8
マクロスプラス 1・2(完)
百姓貴族 2
戦う!セバスチャン♯ 2
少年セバスチャンの執事修行 2
ちびさんデイト 2
銀の匙 3
タブロウ・ゲート 10
コーセルテルの竜術士 ~子竜物語~ 4

映画

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン
ロボジー
逆転裁判
バトルシップ

CD
FULLMETAL LCHEMIST THE BEST
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*   *   *
小出しにしてみました。
切れ難いです(ーー;)
どこで切ればいいのか・・・


Melissa Act3 et



アルフォンスの行動にエドワードは成すがままにおとなしく手を引かれて行く。
途中、エドワードは二言、三言と声を掛けて見るが、
「着いてからにお楽しみ❤」
この返事しか返ってこない。
まるで宝物を探し出した様な感じでアルフォンスは、はしゃいでいる。
―――まさか!? アルの奴…
エドワードの脳裏の浮かぶのは先ほど浮かんだ事。
―――もしかして、また猫でも拾ってきたのか?
上機嫌のアルフォンスの様子から見て一匹や二匹とはとうてい思えない。
まさか『捨て猫の館』というものでも見つけたのかと思ってしまう。
「アッ、アルッ!」
「なあに?」
「何度も云うが、オレ達には家がないんだ。猫なんて…」
「判っているよ!」
「…???」
猫の事とはどうも違う。
ますます上機嫌のアルフォンスの行動が判らない。
かれこれ約30分ぐらい歩いたのではないかと思う。
早朝に宿舎を出てきたとは言え、土地勘のないこの地。
帰りの事や目的の村に行くことを考えると、これ以上の寄り道は出来ない。
これ以上進むのなら、アルフォンスには悪いが今日ではなく明日にしないかと、エドワードが声を掛けようとした時だった。
再び背後でカサカサッ、と言う草木が擦れる音がする。
エドワードはその音に惹かれるように音がした方を振り向くと、人影らしきモノが見える。
影は一人分。
そのシルエットから多分、女の人らしいと判った。
「………?」
―――こんなところに女の人が一人?
いつの間にかアルフォンスに引かれていた腕は外れ、エドワードがその場に立ち止まって木々の中に消えていった影を不思議そうな表情で見ていた。
「兄さんッ!!」
後ろからついて来ていた兄の足音が途絶えた事に気づいたアルフォンスは、慌ててエドワードが立ち止まった場所まで戻ると、再び腕を取り先へ進もうとする。
「あっ…おい、アルッ!!」
一体この先に何があるのか?
アルフォンスはひたすら先を目も指す。
エドワードはアルフォンスに腕を引かれつつ後ろを振り向くが、もう何もない。
木々の音はするが先ほどの影はまったく消えていた。
―――何か、見たことあるような人影だった気がしたんだけど…
人影の事が何となく気になり、エドワードは後ろ髪を引かれる感じでアルフォンスについて行く。
やがて…
「ほら!」
「………!?」

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