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日常のちょっとしたこと 仔猫の成長日記 好きなアニメ・マンガの閑話休題

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プロフィール
HN:
神尾 志
性別:
非公開
趣味:
最近は仔猫の成長を見ること
自己紹介:
九州在住。
夏は暖かく、冬は涼しい。
夏は不明だが、冬場は県内で2番目に寒い地域。
氷点下なんて当たり前!

イベントには,今のところコミケのみ参加しています。
サークル名は『ЧТО ЭТО』ですが、イベントには『TRAUM』、もしかしたら思い出したかのように『北の都』で参加したりもしています。
ジャンルはビックリマン(ピーター×アリババ)はほぼオンリーのみ。
それ以外はマクロス(ミハアル)です、たぶん…



コミックス

ハーメルンのバイオリン弾き ~シエルクンチク~ 8(完)
ユーベルブラッド 11
ブロッケンブラッド 8
マクロスプラス 1・2(完)
百姓貴族 2
戦う!セバスチャン♯ 2
少年セバスチャンの執事修行 2
ちびさんデイト 2
銀の匙 3
タブロウ・ゲート 10
コーセルテルの竜術士 ~子竜物語~ 4

映画

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン
ロボジー
逆転裁判
バトルシップ

CD
FULLMETAL LCHEMIST THE BEST
HEAT

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今更ですが、キリ番200のお話です。
当初の予定では別ジャンルでしたが、ファイルが見つからなかったのでこちらに。
見つかったら400のキリ番にでも…

タイトルに深いイミはありません


清く正しく行こう!


はじまりはいつもブルまである。
ここはなぜかと云うと、いつもと云うか、いつの間にか集会所と化した亀仙人こと、武天老師の家・カメハウス。
「悟天くんが女の子だったら、絶対トランクスのお嫁さんにと思っていたのにねぇ」
トランクスの母・ブルマ。
いつもの事だが話がものすごく飛んでいた。
「悟天ちゃんが女の子だったらか?」
その悟天と悟飯の二児の母・チチは不思議そうに聞く。
「女の子なら、私の娘がいるではないか!」
三人の中で唯一女の子の母親である18号が少し不満そうに云う。
「別に深い意味はないのよ…」
怖いのも知らずのブルマでも、さすがに18号が相手では少し控え目に行く。
「ほら、女の子は一人じゃない? クリリンは悟飯くんのお嫁さんにと考えているみたいだし、ね?」
「へぇー、そうなのけ? まあ、クリリンの娘ならおらもええと思うだよ」
わりとあっさりと同意をするチチ。
かつての教育ママゴンの面影は何処にいったのか?
「孫悟空の息子か? 確かに強い」
少し論点がズレているような感じがする、話題の主の母。
「そうなるとトランクスなのよね。もし、悟天くんが女の子ならと考えちゃうわけよ」
おもいっきり溜息をつく姿は、とてもブルマには似合わない行動である。
「なら、自分で女の子を産めば良いだろう?」
18号は簡単な、そして難しい問いを云う。
「無理よ! 仮に女の子が生まれたら、そうね、悟飯くんのお嫁さんにすればいいんだ!」
「そうだな、その手があったさ」
と、とても現実離れした話が出てくる。
しかし、
「でも、これ以上子供の世話するのはいやだもの。でも、女の子は欲しいと思うのよね…」
「なしてだ?」
不思議そうにチチが聞く。
「だって、男の子はおもしろくないもの」
「?」
チチと18号は顔を見合わせる。
「トランクスが産まれる前にいろいろ考えたのよ。男の子だったらこうしたい。女の子だったらこうしようとか。でも実際、計画通りには行かないのよね。特に男の子は…」
「そらぁおらもわかるだよ。悟飯ちゃんは手がかからなかっただが、悟天は悟空さそっくりだ」
「そんなものなのか?」
男の子の母とはやはり違う18号。
「女の子ならそんなに手がかからないでしょう?」
「まあな」
「それに女の子ならいろいろ着飾りたいのよ!」
「それならおらもわかるだよ! 子供の頃夢見ただ。女の子なら可愛い服を着せたいと思っていただ。しかし、現実は…」
そう云うと窓の錠に視線を移すと、そこにはおもいっきり泥んこに汚れながら遊んでいる子供達…
「・・・」
言葉なく溜息をつく。
「18号は女の子なら可愛い服とかリボンとか着せてみたいと思うでしょう」
「まぁな」
「それでどうだった? 実際女の子は?」
チチもブルマも興味大で聞いてくる。
「確かにお前達が云うように手はかからない。おとなしいし、可愛い。何よりも私の娘だ」
「・・・」
かつて、べジータやピッコロを簡単に倒したあの人造人間18号の言葉とは思えない、ただの親バカである。
二人はただただあきれていた。
それでも、やはり子供の事となると二人とも18号の事はいえなかった。「でも、やっぱり女の子はいいわよね」
無理だと云いつつもやっぱり、どことなくあきらめきれないブルマ。
「そんなに女の子が欲しいなら、ドラゴンボールに頼んでみたらどうだ?」
「ドラゴンボール?」
「それよ!」
18号の一言でブルマは立上る。
「そうよ、この手があったのよ! どうして今まで気付かなかったかしら。と云う事で、チチさん? 悟天くんを女の子にしましょう!」
「ええっ!! なしてだ? なして悟天になるだよ? トランクスじゃないのけ?」
突然の思い付きにチチもあわてる。
「だってうちにはトランクスしかしないんだもん」
実に単純明快なこと絵である。
「それに、チチさんだって女の子が欲しいって云っていたじゃないの?」
「そらぁ、そうだが…」
ちょっと立場的に弱くなって来た。
18号はすでに話から抜け、二人から離れ外で遊んでいる子供達の所に行っていた。
残っているのはブルマとチチ。
「だども、いくら悟天を女の子のしたって、悟天は悟天だど? 無理があるんじゃねえべか?」
「それも、そうよね…」
「それにさっきも行っただが悟天は悟空さに似てるだ。女の子向きとは思えねぇだよ。どっちかと云うと、悟飯の方が女の子向きだな」
「…!」
ブルマはいたずらを思い付いたような子供の表情になり、何やら一人納得する。
「どうしただ?」
「・・・」
今まで一人で騒いでいたのが急におとなしくなったのを心配する。
「?」
「ねぇ、思ったんだけど、この際だから悟天くんじゃなく悟飯くんを女の子にしましょうよ!」
「ええぇ!!!」
「ねぇ、いい考えでしょう?」
嵐の前の静けさに過ぎなかった。
「・・・」
チチは絶句状態と云うより半分失神に近い、まっしろになっている。
「そうと決まれば、ねえ? ひとつめで悟飯くんを女の子にして、ふたつめで…」
もう、かってに自分の世界に入ってしまっていた。
すでに人生設計まで考えてしまい。ひとつひとつまっしろになったチチに語って聞かせる。
「悟飯ちゃんが女の子…悟飯ちゃんが女の子…」
しかし、話は耳に入らず出てくる言葉はこればかりである。
そんな二人の様子を窓から見ている18号。
「ねえ、お母さん。おばちゃんたち何しているの?」
まっくろになって遊んでいる娘が近付いてくる。
「うん? ただの話だ。それよりおまえは大きくなったら何になりたいのだ?」
18号からの質問にちょっと考え、すぐに目を輝かせて一言。
「悟飯お兄ちゃんのお嫁さん だって強いし、頭も良いし、将来有望だもん!」
「…そうか」
悟飯のお嫁さんはさっきの話で予想はついたが、ここまで考えているとはおもわなかった。
チラッと家の中の様子を見ると、二人は相変わらず。
「がんばれよ! 娘」
「…?」
応援された娘はわけがわからず、ただポカンとしている。
「現時点では、おまえが勝っている」

それから、あの後、どうゆう事になったかは神様のデンデだけがしっているのか?
それとも・・・
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