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日常のちょっとしたこと 仔猫の成長日記 好きなアニメ・マンガの閑話休題

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プロフィール
ＨＮ：
神尾　志
性別：
非公開
趣味:
最近は仔猫の成長を見ること
自己紹介：
九州在住。
夏は暖かく、冬は涼しい。
夏は不明だが、冬場は県内で２番目に寒い地域。
氷点下なんて当たり前！

イベントには，今のところコミケのみ参加しています。
サークル名は『ЧТО ЭТО』ですが、イベントには『ＴＲＡＵＭ』、もしかしたら思い出したかのように『北の都』で参加したりもしています。
ジャンルはビックリマン（ピーター×アリババ）はほぼオンリーのみ。
それ以外はマクロス（ミハアル）です、たぶん…



コミックス

ハーメルンのバイオリン弾き　～シエルクンチク～　８（完）
ユーベルブラッド　11
ブロッケンブラッド　８
マクロスプラス　１・２（完）
百姓貴族　２
戦う！セバスチャン♯　２
少年セバスチャンの執事修行　２
ちびさんデイト　２
銀の匙　３
タブロウ・ゲート　10
コーセルテルの竜術士　～子竜物語～　４

映画

海賊戦隊ゴーカイジャーＶＳ宇宙刑事ギャバン
ロボジー
逆転裁判
バトルシップ

ＣＤ
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＊＊＊
ボツ話第２話。
短いですが、キリが良いので。
さてこのボツはどこまで続く？

楽屋裏５

２




劇は何の問題もなく、滞りなく淡々と進行していった。
と、云いたいところだが、自ら志願しての役ではなく、完全に押し付けられたと云っても良い役柄に、アリババはどうしても受け入れることができず、かなりガラの悪いかぐや姫となっていたのだ。
そんなアリババの態度に、ヤマトとエンジェルは最初の方はいろいろとフォローを入れていたのだが、次第に慣れてきたのかフォローはナレーターのフッドに押し付けはじめる。
そうなると、フッドも呆れていたのか、慣れていたのか、はたまた分かっていたのか？
台本はどこえやら？
アドリブでナレーションをはじめ、おもしろおかしいかぐや姫へと次第に変化して行くのだった。
「よろしいのですか？　こんな様子で………」
「よろしいのではないのでしょうか！　見ている天使やお守たち、果ては隠れて見ている悪魔たちも喜んでいるようですし」
｢そう…ですか………｣
今劇を見ている観客の状況は、ある意味ロココの願い通りの状況ではあった。
天使も悪魔もお守も、戦うことなく皆が楽しく一緒に劇を楽しんでいる。
内容と進行状況にはいささか問題ありではあるが…………
まさにロココが幼い時から願っていた状況であった。
「感無量です！　このような光景を、幼き頃から何度夢見てきたことでしょうか………」
もっとも、こんな状態など一時的な事だとは、十分分かってはいるのだ。
それでもロココはこの、ささやかな幸せを噛みしめていた。
「ヘッドロココ様、何だか様子がおかしいですの？」
「そうかなぁ？　いつもと同じように見えるけどなぁ………」
「………」
夢から現実へ。
ロココは一瞬で戻されるにであった。
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