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日常のちょっとしたこと 仔猫の成長日記 好きなアニメ・マンガの閑話休題

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プロフィール
HN:
神尾 志
性別:
非公開
趣味:
最近は仔猫の成長を見ること
自己紹介:
九州在住。
夏は暖かく、冬は涼しい。
夏は不明だが、冬場は県内で2番目に寒い地域。
氷点下なんて当たり前!

イベントには,今のところコミケのみ参加しています。
サークル名は『ЧТО ЭТО』ですが、イベントには『TRAUM』、もしかしたら思い出したかのように『北の都』で参加したりもしています。
ジャンルはビックリマン(ピーター×アリババ)はほぼオンリーのみ。
それ以外はマクロス(ミハアル)です、たぶん…



コミックス

ハーメルンのバイオリン弾き ~シエルクンチク~ 8(完)
ユーベルブラッド 11
ブロッケンブラッド 8
マクロスプラス 1・2(完)
百姓貴族 2
戦う!セバスチャン♯ 2
少年セバスチャンの執事修行 2
ちびさんデイト 2
銀の匙 3
タブロウ・ゲート 10
コーセルテルの竜術士 ~子竜物語~ 4

映画

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン
ロボジー
逆転裁判
バトルシップ

CD
FULLMETAL LCHEMIST THE BEST
HEAT

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すすみませんねぇ
いつになったら終わるのかな…

長いトンネルを何度も曲がり、くねり歩いていく。
 一体どのくらい歩いたのか、今までおとなしくしていたエドワードが、ここに来て動き始めた。
 先頭からエルザ・エドウィンと来て三番目にいたエドワードが後ろを振り返り、最後尾にいたロイに顔を向けた。
「………?」
 ロイはつい不思議そうな表情をエドワードに向けていた。
「大佐?」
 歩くスピードを落とし、ロイと並ぶ。
 何か聞きたそうな感じだが、すぐには言葉に出てこないらしく、考えるように、まとめるような表情。
 そしてやっとまとまったのか、一呼吸して切り出した。
「大佐、何か変じゃないか?」
「? 変? 何が?」
「あの二人」
「エルザたちのことか?」
 ロイの言葉にエドワードは小さく頷いた。
 しかし、未だロイにはエドワードが何を云いたいのか分からずにいた。
「だっておかしいじゃないか! どうしてオレ達が樹海にいることを知っているんだ?」
「………?」
「それに場所の特定まで! おかしいんじゃないか?」
「―――!?」
 エドワードの言葉でロイはハッとした。
 云われてみれば、確かにおかしかった。
 この地を療養所として紹介してくれたのは、エルザではあった。
 しかし、それ以降連絡はしていない。
 記憶を失くしていたエドワードが秘かに連絡をしていたかもと、考えられないことではないが、いつも誰かエドワードの傍にいて、無理。
 それに自分たちが樹海に入り込んだことを知っているのは、憲兵隊。
 そして、ロイが部下のホークアイやハボックたちぐらいである。
 確かに、樹海に入るまで、町の人の目に着きやすいように行動をしてはいたが、すべては部下に居場所を知らせるためだった。
 一般人にとって、ロイたちの行動など、どうでもいい事だ。
 聞かれたら、そんな連中がいたぐらいで十分である。
 そして、この樹海の中。
 たまたまロイたちがあの練成陣が刻まれた大岩の傍にいたとは云え、まるでこの場所に来ることが最初から分かっているような対応をしていた。

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